『母子内観』
埼玉県 清水 薫(39歳)
息子のことがなかったら、この瞑想の森には来られなかったでしょう。本当に来て良かった。素晴らしい体験でした。
母と父とによって生まれ育てられたこの感触が、今この身体と心におさまりました。それは、とても暖かく、お餅のようにふあーとしたものです。
内観の途中で、寒いだろうからと衣類を持ってきてくれた母親、有り難くて有り難くて涙が止まりませんでした。私は母親でありましたが、やっぱり子どもでした。
今朝、息子に会いましたら、今までには見られなかった笑顔が、百万ドルのようでした。途中で帰った息子にがっかりした気持ちでしたが、また戻って内観してくれた。本当に良かった。息子は息子で何かを悟ってくれたでしょう。
雪の降る中、夢中で駆けつけた瞑想の森です。木々に降り積もる雪が、ずっしりと重く、身も心も凍ってしまいそうな夜でした。でもこの屏風に入ったとき、あったかくて、(ああ、わたしは、息をしている。いま、ここに居る)自分の裸の姿を見ました。
この内観を通して、より多くの人達が幸福になれますように。私も精一杯、一日一日を生きてゆきたいと思います。
忙しいときに、夫に、子供達に、大変な思いをさせてしまったけれど、この恩返しは、この私の笑顔を見せて、二倍も三倍もお返しします。
今日一日のこの生きているこの瞬間、今感じています。有り難うございました。
埼玉県 清水 悠(15歳)
始めの1、2、3日目は自分を振り返らずに、帰りたい気持ちでいっぱいだった。特に3日目がとても辛かった。そして4日目に残念なことに帰ってしまった。
4日目は父と二人でいろいろと反省などをした結果、もう一度この瞑想の森へ行きたくなった。
5日目にまた気持ちを新たに、瞑想の森へ来た。不思議なことに、帰りたいという気持ちは全然なかった。そして、1,2,3日目よりも、沢山の自分の過去を思い出しました。そのような過去を思い出しながら考えてみますと、私は、父や母や沢山の人達に愛されて、育ってきたのだということがわかりました。
今とても嬉しいです。
※研修所注ー集中内観は、原則として一週間通して行います。
けれども、帰りたい場合は、途中でも帰ることができます。
しかし、悩みを解決に導く大きな気づきのためには、
やはり少なくとも一週間の期間は必要です。
一度帰ったこの方がまた内観に戻られたのは、当然本人の意志でありますが、
一緒に研修に入りお子さんが帰られても続けられたお母さんと、
研修半ばで帰られたお子さんへのお父さんの心も見逃すことはできません
Copyright(C);1999 Hidehiro Shimizu